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事例1:数百万円と数十円

とある精密部品メーカーで部品をつくる際に金型が錆びてしまうという問題が発生。
部品に加工はくわえられない。
専用の保管室はコストがかかる。といった状況の中でとった解決策とは。

 

金型が錆びてしまう…

精密部品メーカーA社のある工場で、部品をつくる際に使う金型が錆びてしまう、という問題が発生。このままでは、部品の仕上がりに大きな影響が出てしまう状況でした。

A社の担当者は、まず防錆油を塗ろうと考えました。しかし現在、部品はどんどん小型化・精密化している上に、形状も複雑。防錆油を塗ると、その厚みが影響して、希望どおりの形状に仕上がらない可能性があります。

次に考えたのが、錆びが発生しないように、湿気を防ぐための「金型専用保管室」を建設すること。しかし、これには数百万円のコストがかかる。A社の担当者は頭を抱えました。

 

防錆ポリ袋が解決に役立った。

そんな時、担当者がふと思い浮かべたのが「防錆ポリ袋」。1年ほど前に豊ファインパックの営業が「新しい機能のポリ袋で、袋に入れておくだけで錆びを防ぐことができるんですよ」と言っていたことを思い出し、再びサンプルを依頼。

豊ファインパックの営業といっしょに何度かテストを重ねた結果、非常に高い防錆効果が得られることがわかりました。「防錆ポリ袋」は1枚数十円。本来であれば、数百万円の保管室を建設しなければならなかったことを思えば、とてつもないコストダウンにつながった、ということです。