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2015/07/03

防錆のメカニズム

こんにちは!YFPCの根津です。

なでしこジャパン、今回も決勝まで勝ち残ったみたいですね。テレビでも試合を見ることができないので、正直なところ「あぁ、そうなんだ」程度に感じてしまうのが残念ですが、フィリピンに住んでしまうとそんなものかもしれません。日本に一時帰国しても、流行語やテレビの話題にはついていくことができませんが、まぁそれもいいことです。かといってフィリピンの流行も押さえることができていないんですよね・・・。こうやって時代に疎くなるのは避けたいと思っているのですが、ついつい好きな落語の世界に逃げてしまう私です。
さて、今回は「防錆のメカニズム」についてご説明致します。

冬など気温が低くなる季節や気温の低い場所では、大気中に含まれている水蒸気が冷やされて水滴に変わってしまいます。
これが結露と言われる現象です。
フィリピンではなかなか実感しませんが、空調が整った部屋から、温度調整がなされていない部屋にモノを移すと、その影響がみられます。
結露により水滴が金属表面に付着すると、化学反応によって錆が発生してしまい、製品不良が起きてしまいます。

その解決策として弊社の防錆フィルムを使用することによって錆の発生を防ぐことができます。

フィルムに練りこまれた気化性防錆成分はフィルムが空気に触れると、気化して空気中の水蒸気に溶け込みます。
水蒸気に溶け込んだ防錆成分によって、化学反応を抑えて防錆効果を得ることができます。

一方で防錆油を使用して錆対策を行うことも可能ですが、こちらは防錆油を塗布したり、拭き取って洗浄するという工程が発生します。
これは手間がかかるだけでなく、人件費やコストがかかります。またムラも生じ、実際に人手をかけているにも関わらず、カイゼンされないという症状もあるようです。

そこで防錆フィルムを使用して頂くと、フィルムで製品を包装するだけで錆対策が可能ですので手間やコストを省くことができます。包装するだけなので、ムラなく、簡単に効果を得ることができます。

この効果に関しては、素材によって異なる場合があるのですが、YFPCではサンプル品をご提供しておりますので、一度試してみたいという企業様はご遠慮なくお申し付け下さい!