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2018/07/09

進まない時計

こんにちは。先日のベルギー戦を見に深夜2時にバーに行ったものの、店が閉まっていて絶望した橘です。

深夜の試合でしたので予め営業していることを確認していたのですが、なぜか閉まっておりました。相当ショックではありましたが、その日は諦めて家に帰りました。翌日、別の試合を見るためにその店にいきましたので、なぜ閉まっていたのかを聞いてみたところ、深夜12時の段階で20人以上お客さんが残ってなければ2時からの試合を待たずに閉店をしてしまうとのことでした。。数人の日本人のために4時ごろまでお店を開けておくのは非効率的ですので、非常に合理的な判断だとは思います。事前に確認をした段階でその20人以上のルールを教えてくれよという言葉は、そっと心の中にしまっておきました。

弊社フィリピンは稼働が始まってから5年が経過するのですが、最近メイド・イン・ジャパンの良さを実感することがとても多いです。

ある日、出社してみると事務所の壁掛け時計が止まっておりました。日本だと電池を取り換えれば済む話ですが、フィリピンではそう簡単には終わりません。電池を変えてすぐだと針が動いているのですが、数時間経過して時計を見てみると大幅に時間が狂っているのです。電池は新しいのに何が問題なのかを考えていたところ、あるフィリピン人スタッフが、「12から6に進むときは針が重力に引っ張られて針が早く動いて、6から12に進むときは重力に逆らうから進むのが遅れて時間が狂う」というのです。なるほど。。いやいや、そんなワケあるかい!と思いながらも、フィリピンクオリティなら考えられない話でもないなと、、、結局は時計を買い替えることとしました。

また別のある日は工場の時計が止まっておりましたので電池を取り替えてみたのですが、針はウンともスンとも言いません。おそらく中のモーターが壊れてしまったのでしょう。日本では家の時計、学校の時計など、時計が止まっている状況には何度も出くわしましたが全て電池の交換で解決していました。壁から落ちた時計でもほとんどは電池を入れれば動いておりましたし、考えてみると、今までに時計の動力そのものが壊れた状況に出くわしたことはないかもしれません。

学生時代にフィリピンで購入した小銭入れや耳かきなどは今でも愛用しており、全てが全てすぐに壊れるということではないとは思いますが、現地品と比べて多少値が張ったとしても、長期的に見れば日本製の方にメリットがあるのは間違いないですね。