2016/04/01
こんにちは!YFPCの根津です。
突然ですが皆さんは「Phonetic Alphabet」はスムーズにでてきますか?
ご存じない方のために説明すると、電話口でメールアドレスなどを説明する
時につかう、「A for alfa, P for papa」というものです。
私は言える、と自信があったのですが、いまいち相手に通じてない・・・。
それもそのはず、私が覚えていたのは過去に勤めていた旅行業界のみで
使われる「Phonetic Alphabet」だったのです。
一般的には「Alfa, Bravo…」と伝えるところを、
私は「able, baker…」と伝えていました。
相手も戸惑うはずです。 ちなみに私は鉄道業界に在籍していた時、
指定席の呼び方は 「America, Boston…」 という伝え方でした。
ホントに差がありますね!
さて、今回はある薬品メーカー様の問題解決の事例をご紹介します。
こちらの薬品メーカー様から「化粧品製造用の薬剤を、乾燥防止、
飛散防止のために一時的にフィルムをかけて保存したい」という
ご要望がありました。
ところが、一般的なフィルムを使ったところ、薬剤が変色するという
問題があったのです。
この問題に対して、弊社では「ひょっとすると、添加剤と反応している
のかもしれない」と考えました。
何度かこのブログでもご紹介していますが、一般的なフィルムには
・酸化防止剤
・スリップ剤
・アンチブロッキング剤
・帯電防止剤
など、様々な「添加剤」が使用されています。
そこで、添加剤を使用していない無添加フィルムをご提案しました。
まずはサンプルでテスト!
結果は、問題だった薬剤の変色は発生しなかったとのこと。
しかし、新たに別の問題があることが分かりました。
それは、フィルムに薬剤が付着しやすいということ。
薬剤は粉末であるという点からこの問題に対して、
弊社では「静電気のせいで付着しやすいのかもしれない」と考えました。
そこで、次に「無添加」で、なおかつ「帯電防止能力の高いフィルム」を
ご提案しました。
結果は、問題だったフィルムへの薬剤の付着も発生しなかったとのこと。
これでお客様の問題であった
①薬剤の変色
②薬剤のフィルムへの付着
を解決しただけでなく
③薬剤の乾燥防止
④飛散防止
も可能になりました。
さらにこうした製造ラインの改善により製造効率化が進み、
⑤大きなコストダウン
にも繋がったということです。
フィルムを変えただけでいいことだらけですね!
フィルムや包装資材で問題があるという方、
ぜひ弊社にお問い合わせください。