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2016/01/16

フィッシュアイについて

こんにちは!YFPCの根津です。

さて、毎年頭を悩ませるのが「フィリピンの祝日」についてです。

特に市や州レベルの休日が多く、また休日該当日に関してのアナウンスが遅いのが困ってしまうのです。

私も当地に来て3年になるので、この時期にはどのような休日があるか、ということは大体把握しているものの、いざそのアナウンスがされた時点で、前後の業務やスケジュールなどを替えなければいけません。困ったものです。

 

さて、今回は「フィッシュアイ」についてご紹介致します。


フィッシュアイとは、フィルムに付着した魚の目に似た球状の塊のことです。

フィルムの製造は、ペレットという小さい粒状にした原料を熱で溶かし製膜することでチューブ状のフィルムができます。

そのチューブ状のフィルムを巻き取り、カット加工、シール加工すると袋状になります。

この工程で、フィッシュアイが発生するのは、製膜する時です。
原料が溶けきらずに塊としてフィルムにくっついてしまうことで、発生致します。

このフィッシュアイは製造上完璧に防ぐことはできず、袋に加工し、出荷する際に1枚1枚検品する以外フィッシュアイの起った袋を確認するのが難しいのです。

通常見た目や形状に問題があるだけで、品質上には問題はございません。
ただ、精密部品の包装や商品のパッケージなどには、使用不可となる場合もございますので、そのような事象に悩まれている方はご連絡ください。