TOPICS

2015/03/10

帯電防止袋の種類について

こんにちは!豊ファインパックの根津です。

さて、東北大震災からはや4年経とうとしています。震災の瞬間もさることながら、夜通しで鳴り響く各地の緊急地震警報に触れ、日本が本当に沈没してしまうのではないかという戦きをあの日には感じました。いち早い復興ができるように、毎年思い出してはこの時期に三陸の海の幸を取り寄せるようにしております。

安全で先が見通す世の中であってほしいものですが、機能性のあるポリ袋では外からの被害を防ぎ、内容物を確認しながら保護ができる様になっております。今回は【帯電防止袋~真空包装対応袋タイプ~】についてご紹介していきます。

商品の種類
・ナイロンポリクリーン袋(オーダーメイドのみ)
・透明防湿三方シール袋(オーダーメイドのみ)
・アルミ・アルミラミネート袋(オーダーメイドのみ)
・透明ハイバリア袋(規格品のみ)

 

<ナイロンポリクリーン袋>(オーダーメイドのみ)
○真空包装のするためにナイロンフィルムを採用
→ナイロンフィルムは酸素の透過度が低い

○シール性の良いポリエチレンフィルムを内面にラミネートしている
→ナイロンフィルムではシール性が悪いため

帯電防止剤を不使用
→樹脂本来の構造から非帯電防止効果発揮している

○内面のポリエチレンではスリップ剤の使用を抑え
クリーン度を誇っている
一般のナイロンポリと比べてスリップ剤の使用を抑えている

「クリーンルーム内にて帯電防止効果のある袋で真空包装したい!」 というお客様にはお勧めの製品となります。

 

<透明防湿三方シール袋>(オーダーメイドのみ)
○透明+ハイバリア+帯電防止
→防湿性の高いアルミラミネートフィルムに代わるフィルム

○外面のPETフィルムにセラミック真空蒸着(シリカ蒸着)を施している
→アルミ箔同等のガスバリア性能を得ている。
帯電防止コーティングによる静電気防止性能も 兼ね備えている。

内面のポリエチレンフィルムは帯電防止剤不使用
帯電防止剤を使用しないフィルムのため包装物に 移行することがない

「内容物が確認でき、ガスバリア性・帯電防止効果のある袋で 真空包装したい!」というお客様にはお勧めの製品となります。

 

<アルミ・アルミラミネート袋>(オーダーメイドのみ)
○静電気の帯電防止+湿気・酸化防止
静電気、湿気、酸化を防ぐ

○ハイバリア性(錆や酸化防止)
→ポリエチレンフィルムにアルミ箔をラミネートしたり、
アルミ蒸着を施す必要がある

「帯電防止、湿気、酸化を防ぎ真空包装したい!」というお客様には お勧めの製品となります。

<透明ハイバリア袋>(規格品のみ)
○高ガスバリア性+防湿性
→半導体製品、電子部品の酸化・硫化を防ぐ

○規格品のみ
→サイズは幅250mm×長さ280mmのみ

「小ロットでの高ガスバリア性+防湿性があり真空包装が欲しい!」 というお客様にはお勧めの製品となります。

 

詳細に関してはどうぞお気軽にお問合せください!お待ちしてます!