2018/07/17
こんにちは。先週は40度近い発熱で数日寝込んでいた橘です。
幸い大事には至らず数日で熱は下がったのですが、大使館からは「レプトスピラ症」という感染症の感染拡大の注意喚起がなされておりますので、駐在員の皆様におかれましては体調を崩されませんようお気を付けください。
今週はひょんなことから日本のものに安心感を抱いたお話をさせていただきます。
熱が出る数日前から嫌な咳が出ており、始めは日本から持ってきていたのど飴をなめて対応していました。しばらくすれば治るだろうと思っていましたが、なかなか咳が治らずに、ちょうど日本からののど飴が底を尽きた頃に、咳、熱、鼻水のトリプルパンチがきてしましました。願わくば日本ののど飴が欲しかったのですが、あまり外に出る元気がなく近場のスーパーでのど飴を探すこととしました。今までこちらの飴を探したことはなかったのですが、意外と種類が豊富で、ミントキャンディーという喉に良さそうな響きの飴がございましたのでひとまずそれを購入しました。帰ってなめてみると意外にも味も悪くなく、これは当たりだったと喜んでいたのですがそれで終わらせてくれないのがフィリピンでした。
翌日も一日中その飴をなめていたのですが夕方にふと鏡を見て絶句しました。舌が緑色に変わっていたのです。見た瞬間は「やばい。体調不良で舌の色がおかしくなってる。。」と動転しましたが数秒後に思い当たる節があるなと正気に戻りました。
そうです。飴です。
飴の色が緑色だったのですが、その色が舌に移ってしまっていたようです。
ふと思い返せば、病院で喉を見せた際に一瞬先生の動きが止まったようにも思いますが、そこで特に何も言われなかったということは舌に着色料が移ることはフィリピンではあるあるのことなのかもしれませんね。
どんな色の飴をなめても舌の色が変わらないなんてことは日本では当たり前過ぎて気に留めたこともありませんが、消費者が気にも留めないところに様々な企業努力が詰まっているのだなあとつくづく感じております。