2015/10/22
こんにちは!YFPCの根津です。
台風が通過していきました。例年と比較して雨がが少ないような気がしていたのですが、やはりそんなことはないようです。週末にかけてゆっくりと通過していったので、被害があった地域はまた難儀したようです。月曜日にはジプニーが動いてなく、出社できなかった社員もいて、ほどほどの時期にほどほどの量の雨が必要なのだと感じております。野菜の価格がまた高騰しそうですね・・・。
さて、今回は袋の種類に関してお伝えいたします。というのも「ところで、どうやって袋をつくっているの?」というご質問をいただく機会が多いんです。そうですよね、疑問に思いますよね。でも、何気なく目にしているポリ袋やビニール袋も製造方法やフィルムの特性によって形状が異なってくるのです。
■ボトムシール袋
筒状のチューブ形状に成型したフィルムを(チューブ幅が袋の幅となります)、指定の袋ピッチ(長さ)でヒートシールした後、切断する形状の袋です。
最も汎用的で、高速製造できることもあり、低価格で製造することができる特徴があります。弊社でご用意している袋もこのカタチのものが多いです。
■サイドシール袋
OPPやCPPなどのような一枚もののフラットフィルムを半分で折り、指定幅で熱溶断した袋です。
主にダイレクトメール用の透明封筒タイプなどに使用されており、折り返し部分(フラップ)に接着剤を塗布することもできます。
ちなみに、熱溶断とはシールしながらシール位置で裁断する方法です。
■三方シール袋
袋の横と底部の三辺がヒートシール(熱溶着)される形状の袋で、フラットフィルムを半分に折り、三方をシールして製造します。
主に食品用包装で使用され、「ノッチ」と呼ばれる切り込みをつけて袋を開封しやすくする利点があります。
■ピロー袋
「ピロー」とは枕の意味ですが、一枚のフィルムを背中合わせでシールして筒状にし、指定の長さで底部を溶着して切断した形状の袋です。
合掌貼り袋や背貼り袋とも呼ばれ、食品の自動包装に使われることが多い形状です。主に小さい袋として使用されることが多く、
スティックシュガーの包装形態もピロー包装の一種です。
このように紹介しましたが、裁断などにも技術があり、また製造環境によっても品質が大きくことなります。
袋についてもう少し知っておきたいと思う方は、クリーンルームで裁断を行っているYFPCに気軽にお問合せください!