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2015/09/01

アルミラミネートタイプの帯電防止袋

こんにちは!YFPCの根津です。

先週は会社からお休みをもらって日本に一時帰国しました。主な目的としては病院での検診だったのですが、待合室の年齢層の高さに驚きました。私の地元は高齢者が多い地域なので尚更ですが、フィリピンで子供たちが駆け回る姿に慣れていると、その光景に違和感を感じるのでした。私もすでに高齢者に近い年齢になっておりますが、この光景はまた加速していくのでしょうね。

さて、今回はアルミラミネートタイプの帯電防止袋をご紹介します。

ここしばらく食品用のアルミ袋を説明してきたので、アルミの用途はそれだけではないことをお知らせしたいのです。

 

通常、プリント基板や電子部品などは静電気、湿気、酸化を嫌うため、

「静電気の帯電を防止する」

「湿気・酸化を防止する」

という2つ効果を併せ持つアルミ袋で包装しております。それは、本来絶縁体であるプラスチックフィルムでは静電気を帯びる性質を持っているからです。(※ここでいうプラスチックフィルムとは、ポリエチレンフィルムやナイロンポリフィルムなどの総称です。)

フィルムに静電気が帯電してしまうと、静電気の影響で包装物に悪影響を与えてしまうなど様々な問題が発生してしまいます。

また、水蒸気や酸素を透過しやすいフィルムで包装すると錆や不良の原因なる可能性もあります。

このようなことを防ぐために、ハイバリア素材であるアルミ箔をラミネートしたり、アルミ蒸着を施すといった対策がなされた結果、生み出されたのがアルミラミネートタイプの帯電防止袋なのです。

製品特徴は以下のとおりです。

フィルム構成(静防コートNY15/PE15/AL箔7/PE15/
非添加剤帯電防止PE50)
・ハイバリア性
・帯電防止効果(帯電防止剤不使用)
・防湿性
・オーダーメイドのみ
・三方シール袋
・製造可能サイズ
幅、100mm~700mm、長さ100mm~800mm

 

三方シールになっているため、内寸は表記サイズより幅で20mm、長さで10mm短くなります。

「こういった例で悩んでいるんだけど、アルミの帯電防止袋を利用したほうがいいのか?」とお考えになってましたら、お気軽に問い合わせください!